医  龍

作  品  紹  介


《日本医療は世界で三流!》

教授を頂点とする封建社会の中で
当然のように横行し隠蔽される汚職や医療ミス。
犠牲に鳴る患者。
腐敗しきった大学病院の暗部をかつてNGOで
世界レベルの医療チームを指揮していた唯一の日本人、
天才外科医「朝田龍太郎が斬る。」

【内容】
 ▼第1話/龍の目覚め▼第2話/死なせていい患者▼第3話/日本の研修医▼第4話/外科医の現実▼第5話/別の生き方▼第6話/院内感染▼第7話/生身の人間●登場人物/朝田龍太郎(かつてNGOで世界レベルの医療チームを指揮していた唯一の日本人。今は、明真大学付属病院・胸部心臓外科の無給医)、加藤晶(腐った日本医療を改革するため、教授のポストを狙っている。36歳の若さで、明真大学付属病院・胸部心臓外科助教授)、里原ミキ(かつて朝田と同じ大学で、オペ・チームを組んでいた看護婦)●あらすじ/NGOキャンプで優秀な外科医として働いていた朝田は、今は医者を辞め、悠々自適の田舎暮らしの毎日。そこへ大学助教授の加藤が現れ、彼を自分の大学病院に迎えようとする。だが、朝田はまるで興味を示そうとしなかった。そんな中、朝田の家にいた看護婦のミキが突然、倒れてしまい…!?(第1話)●本巻の特徴/東北の片田舎で隠遁生活を送る朝田龍太郎。だが、彼はかつてNGOで救命医療チームを指揮した優秀な医者だった!! 彼と明真大学助教授の加藤晶の出会いから、怒濤の院内革命が始まる!! 読むと、もう大学病院にはいけない…!?●その他の登場人物/伊集院登(明真大学付属病院・胸部心臓外科の研修医)、木原毅彦(明真大学付属病院・胸部心臓外科の助手)、藤吉圭介(明真大学付属病院・循環器内科の講師)
 発売日 2002/09/30


《患者の命より思い医局の掟!》

患者を犠牲にしてまでも教授の顔色をうかがい、
保身に腐心する大学病院の医者達の中で、
医師としての誇りを失わなかった稀有な男
循環器内科講師・藤吉圭介。
大学病院の実情を知りすぎるあまり
外科医に否定的なこの名医に
天才外科医・朝田のメスは何を訴える!!

【内容】
 ▼第8話/逃げる命▼第9話/医者の暴力▼第10話/転院の代償▼第11話/死を呼ぶペースメーカー▼第12話/教授選定機種▼第13話/医局を去る者▼第14話/抗ガン剤治験▼第15話/患者の意志●主な登場人物/朝田龍太郎(かつてNGOで世界レベルの医療チームを指揮していた唯一の日本人。今は、明真大学付属病院・胸部心臓外科の無給医)、加藤晶(腐った日本医療を改革するため、教授のポストを狙っている。36歳の若さで、明真大学付属病院・胸部心臓外科助教授)、里原ミキ(かつて朝田と同じ大学で、オペ・チームを組んでいた看護婦)●あらすじ/朝田は、心疾患で入院している藤吉講師の娘の手術を命じられる。医局では、教授同士の決定事項は絶対だが、朝田は自分で診察してから決めるという。一方、藤吉は娘の外科手術を拒み、医局からの追放も覚悟のうえで、娘を転院させるため病院を出て行くが…(第8話)。●本巻の特徴/教授たちの権威に屈することなく、自己流で突き進む朝田。明真大学選定の心臓ペースメーカーに欠陥を発見した朝田は、自分の患者に他の機種を使おうとするが…!?●その他の登場人物/伊集院登(明真大学付属病院・胸部心臓外科の研修医)、木原毅彦(明真大学付属病院・胸部心臓外科の助手)、藤吉圭介(明真大学付属病院・循環器内科の講師)
発売日 2003/01/30


《汚職の牙城! 大学病院》

教授と癒着する製薬会社に
有利な薬効データを取るべく、
疑いもなく患者をモルモットにする医局員。
瀕死の救急患者を、
外国人だからという理由で
受け入れ拒否しようとする救急救命部。
命を弄ぶ大学病院の論理に
無頼医師・朝田龍太郎が立ち向かう!!

【内容】
 ▼第16話/クオリティ・オブ・ライフ▼第17話/自殺患者▼第18話/保健証を持たざる患者▼第19話/医学生の困惑▼第20話/すり減る研修医▼第21話/定例教授会▼第22話/イメージトレーニング▼第23話/助手●主な登場人物/朝田龍太郎(かつてNGOで世界レベルの医療チームを指揮していた唯一の日本人。今は、明真大学付属病院・胸部心臓外科の無給医)、加藤晶(腐敗した日本医療を改革するため、教授のポストを狙っている。36歳の若さで、明真大学付属病院・胸部心臓外科助教授)、里原ミキ(かつて朝田と同じ大学で、オペ・チームを組んでいた看護婦)●あらすじ/新薬に賭け、末期ガンと闘う妻とそれを見守る夫。だが、朝田との話で患者である妻の真意を知った夫は、担当医の渋沢に投薬を止めてもらい、ホスピス治療を受ける決意を伝える。それを聞いた渋沢は、新薬の治験がつまづくことに耐えられず、ある行動に出るが…!?(第16話)●本巻の特徴/再びメスを執ることになった朝田は、どんな場合でも常に患者の生命が最優先という考え。だが、医者として当然であるはずのことも大学病院では覆されてしまうことが多かった。患者を選別する救命救急室に対し、朝田がとった行動は…!?●その他の登場人物/伊集院登(明真大学付属病院・胸部心臓外科の研修医)、木原毅彦(明真大学付属病院・胸部心臓外科の助手)、藤吉圭介(明真大学付属病院・循環器内科の講師)

発売日 2003/04/30


《患者の命は論文の生け贄!》

医局との衝突を繰り返す朝田は、追放寸前!
一刻も早くバチスタを成功させるほか、後がない。
急遽リストアップされた二人の患者。
論文症例とするオペならば、
状態の良い患者を選ぶのが、大学病院の不文律。
しかし、状態の悪い患者は即座に斬らねば命が危うい。
究極の択一を迫られる、加藤!
未来の改革か・・・今の人命か・・・
バチスタ手術、遂に始動!!

【内容】
 ▼第24話/加藤の10針▼第25話/生贄患者▼第26話/第1号バチスタ患者▼第27話/論文VS患者▼第28話/バチスタ2日前▼第29話/第1回バチスタ手術▼第30話/動く心筋▼第31話/動的イメージ●主な登場人物/朝田龍太郎(かつてNGOで世界レベルの医療チームを指揮していた唯一の日本人。今は、明真大学付属病院・胸部心臓外科の無給医)、加藤晶(腐った日本医療を改革するため、教授のポストを狙っている。36歳の若さで、明真大学付属病院・胸部心臓外科助教授)、里原ミキ(かつて朝田と同じ大学で、オペ・チームを組んでいた看護婦)●あらすじ/バチスタ手術の候補患者が見つかった。一人は余命半年の少女。そしてもう一人は、加藤が慕っていた明真大付属病院の元看護婦長・奈良橋だった。改革のためには失敗を許されないバチスタ手術。加藤は悩んだ末に、成功率の高い16歳の女の子を選ぶが…!?(第24話)●本巻の特徴/明真大にスカウトされた朝田は、心臓の難手術である「バチスタ」の論文を完成させ、大学病院改革を目指す助教授・加藤とともに手術に挑むことに。そして、二人の候補患者が現われた。バチスタの成功症例がほしい加藤は、成功率の高い患者を選択する。だが、それを聞いた朝田は反論して…!?●その他の登場人物/伊集院登(明真大学付属病院・胸部心臓外科の研修医)、木原毅彦(明真大学付属病院・胸部心臓外科の助手)、藤吉圭介(明真大学付属病院・循環器内科の講師)

発売日 2003/09/30


《バチスタ、許されざる結末!》

朝田と加藤の進退をも決する緊迫のバチスタ手術に、
まさかの人工心肺トラブルが発生!
患者の血中酸素濃度は急激に低下し
前進が青ざめてゆく・・・
乱れるスタッフワーク!
騒然とするオペ質の中、
朝田は、禁断の決断を下す!
第1回バチスタ手術、衝撃のフィニッシュ!!

【内容】
 ▼第32話/越権医療行為▼第33話/医師法違反▼第34話/バチスタ…終了▼第35話/院内倫理委員会▼第36話/看護師と医者▼第37話/学会荒らし▼第38話/ドクター・オン・コール▼第39話/シフト●主な登場人物/朝田龍太郎(かつてNGOで世界レベルの医療チームを指揮していた唯一の日本人。今は、明真大学付属病院・胸部心臓外科の無給医)、加藤晶(腐った日本医療を改革するため、教授のポストを狙っている。36歳の若さで、明真大学付属病院・胸部心臓外科助教授)、里原ミキ(かつて朝田と同じ大学で、オペ・チームを組んでいた看護婦)●あらすじ/バチスタ手術の最中、患者がチアノーゼを起こしてしまった! 動揺する新米工学士の代わりに、朝田は人工心肺装置を使える伊集院に計器のチェックを指示する。さらに患者の心臓に新たな欠陥を発見した朝田は、なんと看護師のミキに越権医療行為であるグラフト採取を命じて…!?(第32話)●本巻の特徴/明真大にスカウトされた朝田は、心臓の難手術である「バチスタ」の論文を完成させ、大学病院改革を目指す助教授・加藤とともに手術に挑む。そして終盤に突入したバチスタ手術。難度の高い手法をあえて選択し、看護師に医師法違反の指示を出した、波瀾だらけの手術の結末は? そして朝田たちを待ち受ける処分の内容とは…!?●その他の登場人物/伊集院登(明真大学付属病院・胸部心臓外科の研修医)、木原毅彦(明真大学付属病院・胸部心臓外科の助手)、藤吉圭介(明真大学付属病院・循環器内科の講師)

発売日 2003/12/25


《バチスタチーム消滅の危機!》

もうひとつのバチスタチームが現れた!
朝田率いる明真大バチスタチームが
第一例目を成功させたまさにその日、
北日本大でも、バチスタを成功させた外科医がいた。
その外科医は、かつて朝田を陥れ
出身医局から追放した男、霧島軍司!
もし加藤の論文発表が霧島に先を越されれば、
明真大バチスタチームは消滅し、
加藤の目指す医局改革も志半ばで途絶える・・・

【内容】
▼第40話/論文レース▼第41話/ER▼第42話/危険な麻酔▼第43話/患者との距離▼第44話/人体実験▼第45話/医者の薬遊び▼第46話/ディスクロージャー▼第47話/最期の言葉●主な登場人物/朝田龍太郎(かつてNGOで世界レベルの医療チームを指揮していた唯一の日本人。今は、明真大学付属病院・胸部心臓外科の無給医)、加藤晶(腐った日本医療を改革するため、教授のポストを狙っている。36歳の若さで、明真大学付属病院・胸部心臓外科助教授)、里原ミキ(かつて朝田と同じ大学で、オペ・チームを組んでいた看護婦)●あらすじ/明真大では朝田と藤吉の激論の末、第二回バチスタ手術の日取りが決定した。だが、同時期にチームの看護婦・ミキの兄である北日本大の霧島が、バチスタ手術を成功させていた!! 霧島にバチスタ論文を先に発表されれば、加藤の教授への道も閉ざされてしまう…(第40話)。●本巻の特徴/第二回手術に向けて、動き出したバチスタチーム。そんな中、朝田は、救命救急室で出会った麻酔医・荒瀬をバチスタチームに誘う。だが、荒瀬は高額な手術報酬を求めてきて…!?●その他の登場人物/伊集院登(明真大学付属病院・胸部心臓外科の研修医)、木原毅彦(明真大学付属病院・胸部心臓外科の助手)、藤吉圭介(明真大学付属病院・循環器内科の講師)

発売日 2004/06/30


《朝田×荒瀬!奇跡のタッグ!》

伊集院、荒瀬、朝田、
三者賢明の救急救命リレーもかいなく、患者は心停止〜
伊集院は、DOA(=病院到着時死亡)を宣言する。
しかし、朝田はDOAを否定しメスを執る!
かくして、オペ質で
天才外科医・朝田と天才麻酔医・荒瀬による
奇跡のコンビネーションが実現した!

【内容】
▼第48話/Near DOA▼第49話/コンビネーション▼第50話/医療ミス隠蔽工作▼第51話/ドロップアウト▼第52話/教授推薦▼第53話/術前検査▼第54話/触診▼第55話/三権分立▼第56話/改革者●主な登場人物/朝田龍太郎(かつてNGOで世界レベルの医療チームを指揮していた唯一の日本人。今は、明真大学付属病院・胸部心臓外科の無給医)、加藤晶(腐った日本医療を改革するため、教授のポストを狙っている。36歳の若さで、明真大学付属病院・胸部心臓外科助教授)、里原ミキ(かつて朝田と同じ大学で、オペ・チームを組んでいた看護婦)●あらすじ/荒瀬の知人・香が強盗の銃撃に倒れた。荒瀬と伊集院は、朝田の待つ明真大病院へ香を搬送するが、病院に到着したとき、香はすでに心停止していた。だが、朝田は伊集院が宣言したDOA(=病院到着時死亡)を否定してメスを執ることを決断。さらに天才麻酔医である荒瀬も、このオペに加わって…(第48話)。●本巻の特徴/100万円の手術報酬で荒瀬のバチスタチーム加入が決まった朝田。そんな中、胸部心臓外科で患者の心臓に縫合針を忘れるミスが発生する。発覚を恐れた助手の木原は、隠蔽工作に奔走するが…。●その他の登場人物/伊集院登(明真大学付属病院・胸部心臓外科の研修医)、木原毅彦(明真大学付属病院・胸部心臓外科の助手)、藤吉圭介(明真大学付属病院・循環器内科の講師)

発売日 2004/10/29


《見せかけの改革を砕け!》

加藤の失脚により、
解散の危機に瀕したバチスタチーム。
自分の目指していた医療の姿が
チームの中に芽生えていることを知った加藤は、
彼女の医局生命と引き替えに
チームを存続させる工作を図る・・・
しかしその時、野口の推す次期教授候補が現れる。
その男はまさかの人物!状況は一変する!!


▼第57話/選挙協力▼第58話/マロリー・ワイス▼第59話/HYHA分類▼第60話/ディスク▼第61話/選挙改革委員会▼第62話/スタッフ▼第63話/第9手術室▼第64話/リーク▼第65話/教授の資質●主な登場人物/朝田龍太郎(かつてNGOで世界レベルの医療チームを指揮していた唯一の日本人。今は、明真大学付属病院・胸部心臓外科の無給医)、加藤晶(腐った日本医療を改革するため、教授のポストを狙っている。36歳の若さで、明真大学付属病院・胸部心臓外科助教授)、里原ミキ(かつて朝田と同じ大学で、オペ・チームを組んでいた看護婦)●あらすじ/荒瀬の馴染みのバーのウェイトレス・香の退院祝いのパーティに呼ばれた伊集院。するとそこにはバチスタチームの面々も集まっていた。そこで加藤から告げられた衝撃的な事実とは…!?(第57話)●本巻の特徴/加藤の失脚により、解散の危機に瀕したバチスタチーム。自分の目指していた医療の姿がチーム内に芽吹いていることを知った加藤は、彼女の医局生命と引き替えにチーム存続の工作を図る。しかしその時、あまりにも意外な次期教授候補が現れ、状況は一変してしまう…。●その他の登場人物/伊集院登(明真大学付属病院・胸部心臓外科の研修医)、木原毅彦(明真大学付属病院・胸部心臓外科の助手)、藤吉圭介(明真大学付属病院・循環器内科の講師)
発売日 2005/02/28